ほしいものとそのまわり

物欲を中心として好きなものを整理しようブログ

重い本棚

 けっこう本を読みます。

 読むだけであんまり内容覚えてないし何回も読んだりしないのでほんとに中身全然だと思いますが。

 やっぱり紙の本が好きなんですよ。

 …いや、紙の本しかありえないと思っていたんですよ。

 

 去年の11月に注文して、届いたのは今年に入ってから。

Kindle Paperwhite 3G(ニューモデル)

Kindle Paperwhite 3G(ニューモデル)

 

  もう完全に裏切り者気分ですよ。部屋にある本棚に、本棚の本たちにそして本棚以外のいろんな場所に転がっている本たちに謝りたい。

 

 でもね、すごいの。

 文庫本(もともとハードカバー買わない。重いから)5冊でもかばんに入れて持ったらえらいことですよ。進学校の制服着た子どもが辞書持ち歩いてたりしてびっくりしますが。背骨曲がるで…。

 

 しかもね、無料の本がいっぱい。ていうかほぼ青空文庫なんですけどね。紙の本ならブックオフでも100円するものが無料。

 もうね、買えないっすよ。

 キンドルさんがうちに来て、キンドルストアでお金使ったのは多分通算1000円以下。後は無料本ばっかり漁ってます。

 また普通の若者があんまり読まんような、漱石とか芥川とかの教科書に載ってる作家をけっこう読むので無料ばっかり。

 「漱石大全」とかいう全集みたいなやつ。200円。青空文庫から引っ張ってきたやつを組んだだけなのでまあカネも取れんわな。

 

 白黒表示しかできないとかスクロールがクソだとか確かにタブレットとして見たら不足だらけのものです。でも数百冊の本だと思えば感動します。

 雑誌が見たい人はダメです。それから漫画が読みたい人はあと数年待たないと容量的な問題とか画面がちっちゃすぎる事とか越えなければいけない壁がまだあります。

 字しか読まない人。タブレットやパソコンの画面で字を追うことに疲れを感じる人。主に移動中に本を読む人。そういう人なら価値があると思います。

 で、3Gは問答無用で付けましょう。だってタダなんだもん。いや、確かに5000円高いですよ。でも3Gの通信がずっと無料なんですよ。そしてwi-fi環境がないところでもわからない言葉を調べたり本をダウンロードしたりできる。

 

 どうせこんなもん買うのは電車の中で本を読む連中なんですよ。

 

 朝会社に向かう電車の中で読み終わってしまった時どんな気持ちになりますか?帰りの電車何しようとか、こんなことならiPod持ち歩クセつけとけばよかったとか、本を持ってなかったら片手がフリーだし痴漢に間違われたらどう反論したらいいかわからないよ!とか。ほーら不安になってきた。

 キンドルさん(3G)さえいればそんな心配は一発解決。容量の小さい本ならその場でダウンロード。すぐに次の本を読み始める事ができます。まあ余韻は楽しんでもらった後でも結構ですが。

 

 あとね、操作面がシンプルでいいです。

 ボタンが一つだけなんですよ。

 外観として、画面とボタンとUSBの穴(充電用)のみ。

 電車降りるときにボタン押したら即スリープ。次読み始めるときはまたそのボタン押したら前の時と同じ画面。簡単。

 

 もちろん電子書籍の購入にはクレジットカード持ってないととかアマゾンのアカウントがとかネットショッピングの危険性がとかいろいろ知ってないといけないことがあります。

 それに規格の問題もまだ解決したわけではなく、アマゾン以外の電子書籍端末や規格があるのでアマゾンがこの先も永遠に一人勝ちしてくれるかどうかは不明なのでまだ様子見っていう人はそれでもいいと思いますが。

 でも利用者さえ増えればそのうち統一規格になっちゃうよね?たぶんきっと。

 

 まあこのネタは今更感が否めないとこではあるんですけど身の回りで一番使い倒してるものってなんだろうって考えた結果これが思いついたので書いた次第です。

 

 あ、タイトルは巨人の星の歌の替え歌ですね。実際世代じゃないんでよく知らないんですけどね。