欲がない
暑いので欲が出ません。
カネもないので滅多な買い物ができません。
次はキーボード買うつもりではあるのですが決行はいつになることやら…
Archiss Cherry黒軸 英語ASCII配列テンキーレスメカニカルキーボード USB&PS/2両対応 AS-KB87L
- 出版社/メーカー: ARCHISS
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログ (2件) を見る
このキーボードですが。
メカニカルの打ち心地と言うのはそれほどヘビーユーザーでなくても実際一度は体験して欲しいと思う。「こだわり」とかごたいそうなレベルではなく、普通に全然違うから。めっちゃきもちいから。
ニンゲンの手に触れる部分の「気持ちよさ」がいかに大事か、というところは、こんなところで一生懸命字に書いても理解されるようなもんではないのではあるけれど。
結論というより持論だけ言うなら、いかなる道具も人間が手に触れる部分の気持ちよさを大事にすべきで、仮にその「気持ちよさ」のみを追求したとしても作業性は上がるものと思っている。
パソコンでいうところのマウス、キーボードであり、車で言うハンドルやシート、ギターで言えばピックと弦がこれに当たる。
弘法は筆を選ばんのであるがそれは技術が高くて、状態の悪い道具でもそこそこの物を作れるという話に過ぎず、弘法も選べる状況であれば筆を選んでいるはずであり、その選ぶ基準というのも優れているはず。
また、ヘタクソのうちからちゃんとした道具で練習することのメリットも有る。何か新しいスポーツなどを始めるにあたって大体の人が初心者用の、悪く言えば安モンのセットを買って始めることが多いと思うが、別に高い道具である必要は無いのだが粗悪な物を掴んだ場合に、基礎を覚えるまでの時間に差が出ると思う。なんたらDていう車の漫画で「ドライバーを育てる車」というセリフが出てくるが、まさに良い道具はプレイヤーを育てるのであり、またその逆では成長を遅らせるのだ。
もちろんその分カネはかかるのでそれがあればの話。特に楽器であったりゴルフ、それから私が最近よくやっているダーツなど、自前の道具を持ち込んで競技(?)するものについては毎回同じ道具で練習することである程度同じ環境で練習できるというメリットがある。某房州さんも「毎日触っていることが自信につながる」という趣旨のことを仰っていた。“平常心”というやつはそういうところから生まれるものだ。
と、長い前置きになったが要はもっとみんなキーボード良い奴使おうよっていう話。安物が世の中に出回り過ぎてる。確かに500円で手に入る物を1万円出して買うのは愚かしく映るのかもしれないが。でも毎日使うもので毎日手に触れるものなので。会社が支給するものは値段しか見てないものでしょ。そこに自腹でカネかけるのも馬鹿らしいのかもしれないが。作業性が上がればハッピーに仕事できるしその分早く仕事が終わる可能性も高くなる。いいと思うんだが。
ちなみにキーボードについてこんなに熱く語れる私はSEでもプログラマでも浅倉大介でもない、ごく一般的な仕事でよくパソコンを触る程度の人であり、いままで何十台ものキーボードをあの世に送ってきたハードパンチャーでもない。文書作成が多い仕事なので人よりはキーボードぽちぽちしてる時間は多いかもねぐらいのもんです。
その程度でも毎日触るものっていうのは気になるとこです。
いっぺんぐらいはジョーシンのキーボード置いてあるところで立ち止まって、10分でいいからポチポチ比べて見て欲しい。