ほしいものとそのまわり

物欲を中心として好きなものを整理しようブログ

中途半端に実用的なもの

 この前は全く実用的でない時計の話をしましたが、今回はもう少し実用的な時計の事を。というより持ってるものの自慢…いや自慢にはならんか。

 

 

 3~4年ほど前に買ったオリエント。当時自分の中で時計ブームが来て、結果から言うとこの時計買っちゃった為にブームは見事にしぼんだわけですが、そのブーム真っ盛りに買ったわけです。

 

 オープンハート(?)、自動巻き(手巻き付き)、裏スケ、パワーリザーブ…という凝った中にも実用的な機能が全然ない!というオシャレモデル。

 だって曜日も日付もわからないしパワーリザーブなんか自動巻きじゃ意味ないし内蔵見せは基本的に視認性悪くなるし裏スケは重量増になるし。

 

 でも内蔵丸見えじゃなく一部だけ見えてるこれを選んだのは、やはり実用的でないとという思いと、丸見えは恥ずかしいし金属ピカピカ丸出しのキラキラ時計というものに品のないものを感じるから。

 このへんの“understatement(笑)”を理解してくれた人はいないが。

 

 機能的には全然普通の時計として使えます。日に1分程度ズレますが機械式なんてそんなもんですし。秒単位の正確さなんていりませんよね?要るときは腕時計使いませんよね。

 

 なんせ機械式を持つということが私の中で至上命題だったわけです。

 機械関係の仕事をしてるので何か機械で出来たものを身につけていたいという思いと、電気に縛られた現代人として電気がなくても動くものを持つことで時代に反抗したいというか、流されて生きるだけではない自分を意識したいというか。大げさに言うのならば。

 

 当時の上司には否定されました。電波ソーラーで正確さと持続性を手に入れ、日本のテクノロジーを意識する。というお考えであったので。Gショックの針付きのやつをお使いでした。

 いやまあわかるんですがね。「それならケータイでいい」が私に見えた答えだったんですよね。

 

 そろそろ購入から3年ほど経ちましたのでオーバーホールとやらに出さないとだめなのか…?と思いつつもお金掛かりそうで腰が引けているところです。しかも全然問題なく動いてるし。いや、問題になる前に出さねばという思いもあるのですが。

 まあもうしばらく辛抱してもらいましょう。